架空の思い出

たまに、実際の記憶

船!推理!画面酔い!

登場人物

わたし:おしりキャンセルに命を賭けている。言うことだけ立派だけど一生懸命生きているからいいと思う。

カニさん:絵も文も上手くて性癖も一致する最高のフォロワーなのに文でも通話でも脈絡なくおしりと叫ぶ悪癖がある。


⚠️注意⚠️

これはちゃんとした備忘録とか攻略とか感想ではなく、感情です。フォロワーとやったゲーム面白かった!聞いて!です。



酒ェ!!金ェ!!あと女ァ!!!

の令和版とでも言うべき、船ェ!!推理ィ!!画面酔いィ!!を全て兼ね備えためちゃ・オモロ・ゲームの「オブラ・ディン号の帰還」をクリアしました。

令和版って言っといて令和じゃなかったらどうしようと検索したら発売日2019年10月だったのでギリ令和。よかった〜〜〜〜。


ていうかね、まずね、私このゲーム持ってないんだけどね。イヤッ叩かないで!!話聞いて!!!!!オタクはエクスクラメーションマークが多いので慣れてください。

相互にめっちゃ頭いいフォロワーいるの!!!!あと、私はゲームが下手なの!!!!!!わかった!?(わかるか)


つまりこう言うこと

わたし「えっなにこのゲーム面白そう〜〜〜!!でも私脳みそが足りんから頭いいフォロワーがやってんのを横で見てたいな」

わたし「カニさん(頭のいいフォロワー)やってくれんかな」

わたし「カニさんがこのゲームやってるところ見て横からわいわい言いたい!」

カニさん「いいカニよ〜〜」

わたし「いいんだ………」

カニさんの語尾はマジでカニ



結構セールのたびにTwitterで回って来るイメージな名作推理ゲーム、オブラ・ディン号の帰還。

ぼんやり知ってる人も多いと思うのでさらにぼんやりこんなゲームだよ!と言うのを説明すると

・いろいろあって乗客も船員も消えたオブラ・ディン号がなんでか突然帰港したので超敏腕保険調査員の私が送られて来た不思議な懐中時計を使って船体の損傷や乗員の死因を調べるよ!乗員名簿はあるけど顔写真ないから懐中時計使って頑張って一致させるよ!

と言うゲームです。


このゲーム、散々言われてると思うけどシステムがかなり特殊なのと出てくる情報以上のヒントが出ない。詰まったら詰まる。

(システムがかなり特殊、正直そんなに推理ゲーム詳しくないのに適当言いました!すみません!!普段ゲームに触れないのではしゃいでいます!)


ただ、探索の量によってヒントや追加情報が変化しないので「これが抜けてるので一生解けん」みたいなことがないのはありがたいなと思いました!

必要な情報数が最初から決まってて、隠し要素がないので情報の抜けがない。ありがたい。


調査依頼とともに送られて来た不思議な懐中時計は、死体の残留思念を辿って「死の瞬間」に戻ることができる。それを利用して、その場面から死因と被害者を特定する。


つまり現実世界で死体を探し、過去に戻ってその場面を見て推理してねってことなんだけど、まじで 情報が ないのよ


死ぬな!!死ぬ前に己の名前を叫べ!!!!!もしくは殺して来た相手の名前を叫べ!!!!!!

加害者のわたし「カニィーーー!!!」

被害者のカニさん「うりィーーーー!!!」

全ての事件はこうであるべき。初めは強く強くそう思いました。まぁ、今もちょっと思うよ。


名前呼ぶのとか本当に少ないです。大丈夫か○○!?みたいなのあるとえっラッキー🎶ってレベル。死に際に全然その場におらん人の名前呼ぶな!シンプル叫び声で死ぬな!!!!

人の死に文句をつけまくってすみません。でもやってたら同じこと感じると思うから……。


三人正解するごとに確定して調査が進む形なので、不正解のまま進んだりはしないのは結構親切だし情報確定は死んだのが早い人からということで確定しなかった場合何かが違うってことも分かる。一生できんやろと思ってましたが案外いける。

いやこれ、バランスがすごいよ………。最初の「なんこれ?」感と絶望的な人数の乗員名簿からは全くクリアできる自信生まれないんだけど、本当に案外いけるのよ………。


リアル知識が絶対必要なわけではないんですが、あった方がスムーズに進むかな?って感じでした!カニさんは言語、文化などのリアル知識すごい人なので訛りや使用言語で推理してて私はたまにひらめく5歳児。


カニさん「喋り方が○○っぽいし敬称○○ってことはこの人出身○○かな?(リアル知識)」

わたし「ふんふん……。ハッ待てよ………と言うことはここの場面で固まっているのって同じ出身国同士で仲良しだったってことじゃない?(突然降臨するひらめきの神)」


今回はカニさんと言うおしり絶叫辞書がいたので必要なかったですが言葉とか国とかググると結構なヒントになったよ!

時系列順に事件を追えるわけではないんだけど、見た残留思念は時系列順に並べられるので最初にとにかく残留思念を集める!そんで集まったら時系列順に見て事件の全貌やセリフから誰がどのように殺されてるのかを推理!結局これ。


あと結構画面酔いするのでなんかつまめるものあるといいと思います。

初回、事前情報で画面酔いするらしいよ〜〜って知ってたのに3時間くらいやってて二人して酔ったもん。まぁそのあとなんか食うか!っつって夜中にがっつり炭水化物取りながら4時間くらい創作の話をしていたんですが……。


カニさん「ダメだこれ……永遠に喋ってしまう……次はゲームする時間決めましょう」

わたし「うん(香川県みたい……)」


共通の話題がありすぎるの、考えものですね。


埋めないといけない情報は、顔写真に対して「この人物の名前と死因は?」なんだけど死因は結構解釈の幅があるっぽいです。具体的に言うと2〜3択正解になるやろみたいなのがあるらしいのでこれしかダメ!ってわけじゃない。

ていうか3、4箇所くらい「これどうやって死んだ!?」ってのがあるから………お前はどうやって死んだんだ……なんだそれ………どこだ死体………。


死因は幅あるけど人物の名前と死因が他殺の場合の加害者はしっかり当てないといけない。ただ、これは必ずヒントがあるので諦めずに探せばいけるよ!きっと!!

ローラーもありだけどある程度絞ってからかな〜〜〜ってかんじ。仮に名前入れちゃうと他の人の名前探すときに名簿から消えるのです。不明(役職)みたいな仮の名前があるのでそれ入れてると割と便利でした!


オブラ・ディン号の帰還、何が面白いってしっかり物語が語られたわけではなく、断片的な事件しか見ることができないのに時系列順に並べると全貌が見えてくるところ。

あとたまにいるよくわからんキルスコアの殺意の権化みたいな船員。判断が早い(鱗滝さん)

こいつが元凶と思ってたらなんか色んな原因が複雑に絡み合ってて一概になんとも言えなくなったけど、明らかに悪いやつ。お前の…………せいやで………。

絶対に排泄音のあの音。いや本当にあれ排泄音だよ。通話中におしりって呟かれて毎回怒ってた私が言うのもなんだけどあれは絶対に排泄音なんだよ。


いつも

カニさん「おーーーしりっ🎶」

わたし「コラァ!!!!」

カニさん「うりさんすぐ怒る💢」

わたし「許さんよ」


あのシーン

わたし「これ絶対うんこしてるよ!!!うんこだよ!!!うんこしてる音だよ!!!!!!!!!」

カニさん「エ!!?何!?なんでそんなに興奮してるの怖ッ!」

わたし「どう聞いても排泄音じゃん!!」

カニさん「いや多分ちが」

わたし「排泄音!!!!!!!!」

カニさん「おしりでキレるうりさんはどこ……?」

わたし「おしりはダメだけど排泄音を排泄音と認めないのはもっとダメ」

※後にほぼ排泄音確定しました。勝訴。


排泄音の話したらそれしか思い出せなくなったんだけどめちゃくちゃ面白かったです。

船旅って怖いな……と思ったけどあんなに事件起こること、あんまりない。


最後に明かされた真実で「そう言うことだったのね」ってちゃんとなるのでスッキリです!!

あと結構文学的なメタ要素多いのかな?訳した人のセンスかな?

章タイトルとか音楽とかSEとかグラフィックとかがガッツリ噛み合っててすごく満足度が高かったです。SE最初はびっくりしたけどね。なんかするたびに「ディンッ!ドゥン!ドゥン……」みたいな音鳴るからね。イベント発生する音だよ。


収益化よくわからんのでしてないのとリンク貼るのもめんどくさいので貼らないけどこの感情を読んでやってみたいな〜って思った方は是非!!PCゲームですがPS4やSwitchにもDL版があります。

ちなみに前作はpapers,pleaseです。